コイン精米機
1984
昭和59年
CP301
業界初、ユニット型コイン精米機を販売
1983年に当社初のコイン精米機CP300を発表。翌年、他社に先駆けてユニット型コイン精米機を商品化しました。また、コイン精米機の普及に向けこの機種から井関グループの自社設置によるコイン精米事業が始まりました。
1986年には、籾摺り装置を内蔵し、籾・玄米いずれでも精米可能なCH301を商品化。投入ホッパーの位置を低くしたほか、お米の取出しも足踏式とし、どなたでも使いやすい設計としました。また、「上白」「標準」「8ぶ」の3段階の白度選択ボタンを搭載し、好みの白度の精米が可能になりました。
1987
昭和62年
CP303
石抜機付きモデルを発表
投入ホッパーと精米機の間に石抜機を設けたことで、白米への石の混入がなくなり、加えて精米機の損傷も防ぐことを可能にしたコイン精米機。収集された「ぬか」が空気中をらせん状に舞うことで2つの大容量ぬか袋に順次収納される仕組み(ぬかサイクロン)によって、従来の1ぬか袋方式に比べてぬか処理が大幅に効率化されました。
1996
平成8年
CP304
「残粒ゼロ」の新機構を搭載
精米時に玄米を残さない「残粒ゼロ」新機構を搭載した新時代のコイン精米機。他のコイン精米機利用者の米と混ざることなく、また、モチ米とうるち米も別取りの必要がなくなりました。米またはコインを追加投入して連続精米することができるため、都度機械の停止を待つ必要がない点が便利であり、さらに、石抜機の前に異物除去装置を装備することで、異物の混入を防ぐその仕上がりの良さが好評となりました。
2000
平成12年
CP400/
CPH400
低温精米でおいしく精米
「低温精米」方式を採用したことにより、美味しいお米へ仕上げるコイン精米機。精米による温度上昇を抑えた低温精米であるため、米本来のうまみを損なわず、より一層美味しいお米を精米することが可能になりました。多く入れたコインは返却され、また、残ったお米を持ち帰ることができるため誰でも容易に使用することができます。
2004
平成16年
CP400BK
無洗米・普通精米が選択可能
研ぎ洗いが軽減できる乾式無洗米方式を初めて採用したコイン精米機。普通精米の他に無洗米に加工する「無洗米モード」が選択可能になったことで、炊飯時のとぎ汁を減らすことができるため、海洋汚染の防止や水の使用量の削減に期待ができます。環境ニーズにマッチしていることに加え、新たに音声ガイダンスが採用され初めて利用する方にも易しいコイン精米機として好評をいただきました。
2006
平成18年
CP403/
CPH403
デザインを一新
美しさと高性能をアピールした斬新なエクステリアデザインを採用したコイン精米機。夜間でも目を引く電飾看板と、高級感をさりげなく演出するカラーアルミ材を使用した客室入口により視認性が優れた見た目のひときわ目立つコイン精米機となりました。また、外壁には耐久性が高い建設用サイディングボードを採用しているため、常にきれいな状態を保ちます。
2010
平成22年
CPM3
コンパクト型コイン精米機
従来機の設置スペースの約1/5に縮小したコンパクトコイン精米機。加えて低騒音仕様になっているため、都市部や駐車スペースが狭いスーパーなどこれまで不可能であった場所にも設置することができ、また、防水構造になっているため、より幅広い設置場所に対応可能です。さらに、1㎏からの少量精米が可能で、「いつでも精米したての美味しさを味わいたい」というお客さまのニーズに応えます。
2011
平成23年
CP410/
CPH410
食の安全・安心へ配慮
食の安全・安心の向上を図るため、入口シャッター機能とクリーン装置を追加したニューデザインのコイン精米機。精米前後に機内をクリーニングするため、いつでも清潔な状態で精米することができます。また、この機種すべての型式で「無洗米」から「1ぶつき精米」まで好みに合わせて幅広い精米を選択することができるようになりました。また、新型精米機を搭載したことにより、無洗米の精米時間を大幅に短縮しました。
2016
平成28年
CP413/
CPH413
明るく清潔感のあるデザインへ変更
使いやすさを追求したこだわりのコイン精米機。精米機を初めて使用する方でも操作しやすいカラー液晶モニターと音声案内により、スムーズに精米することができます。精米中は見やすくなったカラー液晶モニターに多彩なアニメーションが流れるため、飽きることなく精米することができます。また、遠くからでも視認性の良い清潔感のあるデザインに変更されました。
2023
令和5年
従来の精米時間よりも時間をかけ優しく精米することで、お米の「うまみ層」をできるだけ残す「うまみ精米方式」を採用したコイン精米機。この新精米方式は、株式会社タイワ精機との共同開発によって生まれました。うまみ層とは白米の周りの薄い層のことで、美味しさと栄養素が詰まっています。うまみ精米で精米したお米の、美味しさの指標である食味鑑定値(当社調べ)調査では、標準精米に比べて鑑定値が高くなることが証明されています。
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